鳳雛塾とは
About Us

鳳雛塾とは

生きる力って人は宝

「自ら考え、自ら学び、自ら行動する力」「人とつながる力」
鳳雛塾は、全ての人にとって生きていくうえで大切なこれらの力を育むために、1999年に産声をあげました。

現在では、小学生から社会人に至るライフステージにおいて学び合いの場を提供しています。 「鳳雛」とは鳳雛の雛、すなわち未来の英雄という意味です。

鳳凰が翔び立ち、社会が元気になっていく様を夢見て私たちは挑戦を続けています。

鳳雛塾は
未来に羽ばたく人財を育成します

法人概要

理事長挨拶

「自分で考え行動する力・人とつながる力」。鳳雛塾は、全ての人たちにとって生きていくうえで大切なこれらの力を育むために、1999年に産声をあげました。
当初は、社会人や大学生を対象とした、アントレプレナー育成のためのビジネススクールとしてスタート。面白いことに挑戦する人たちが相集い、切磋琢磨することで、数々の企業や事業を生み出してきました。さらに、2002年には小学生、2004年に高校生、2005年に中学生のカリキュラムを開発、導入。現在では、小学生から社会人までの学び合いの場を提供しています。

「鳳雛」とは鳳凰の雛、すなわち未来の英雄という意味。鳳凰が翔び立ち、社会が元気になっていく様を夢見ながら、私たちは挑戦を続けています。

飯盛 義徳
(いさがい よしのり)

特定非営利活動法人鳳雛塾理事長(ファウンダー)/慶應義塾大学総合政策学部教授
佐賀市生まれ。長崎県私立青雲高等学校卒業。1987年 上智大学文学部卒業後、松下電器産業株式会社勤務。1992年 慶應義塾大学大学院 経営管理研究科修士課程入学。1994年 同修了後、飯盛教材株式会社入社。1997年 同社常務取締役。1999年 鳳雛塾設立。2002年 慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程入学。2005年 慶應義塾大学環境情報学部専任講師。2008年 同大学総合政策学部准教授、2014年 教授、2015年から2017年までSFC研究所所長。

専門は、プラットフォームデザイン、地域イノベーション、ファミリービジネスマネジメントなど。総務省ふるさとづくり懇談会、総務省人材力活性化研究会、国土交通省奄美群島振興開発審議会、内閣府休眠預金等活用審議会などの委員を務める。主著に、『社会イノベータ』(慶應義塾大学出版会)、『地域づくりのプラットフォーム』(学芸出版社)など多数。

理事秋満 直人

福岡県出身。慶應義塾大学院経営管理研究科において、経営学修士(MBA)取得。2006年、教育研修企画と実施を行うエデュテーメント・パートナーズを設立。2016年、NPO鳳雛塾の理事を務める。

メッセージ

前職の教育会社時代から鳳雛塾とはご縁があり、2016年より理事として参加することになりました。真に役立つ起業家教育の企画・運営に微力ながらお手伝いしたいと思います。
鳳雛塾の今後の活動にご期待ください。

理事田中 宗浩

福岡県出身。佐賀大学農学部卒業、鹿児島大学にて博士課程修了、博士(農学)。1997年から佐賀大学農学部助手、2014年から佐賀大学教授、現在に至る。専門は施設園芸及び農業環境工学。

メッセージ

長く大学におりますと、大学に蓄積している知識が世の中の基盤を支えていることが良くわかる一方で、これらを社会で効果的に利用して頂くための仕組みや工夫はまだまだこれからだと感じています。
鳳雛塾の活動を通して、身の回りのアイディアを活かす術と社会を変える力を身につけ、未来を切り開く原動力になりませんか。皆様との出会いを楽しみにしています。

ファウンダー横尾 敏史

佐賀市出身。福岡大学法学部卒業後、佐賀銀行入行。1992年中小企業診断士を取得。1999年「ビジネススクール鳳雛塾」を開講し、2005年にNPO鳳雛塾を設立。2013年より㈱佐銀キャピタル&コンサルティングで投資業務を行い、2018年現職の総合企画部兼営業企画部(㈱オプティム駐在)となる。
(佐賀県中小企業診断協会理事、佐賀女子短期大学非常勤講師、西九州大学非常勤講師、佐賀大学客員研究員)

メッセージ

「地域づくり」と「人づくり」は時代を変革する車の両輪のようなもの。鳳雛塾の活動を通して佐賀の将来を担う子どもたちや若者の成長と地域発展のために尽力します!

スタッフ紹介

事務局長 吉泉 寛

福岡県出身。現在は佐賀の魅力を感じて佐賀市富士町へ移住。
NPO法人鳳雛塾の設立に携わり、その後民間会社で武者修行。
アルプス電気株式会社へ就職後、博士課程へ進学。日本学術振興会のポスドク時に鳳雛塾のビジネススクールを受講し、NPO設立発起人の一人として設立へ携わる。その後、株式会社ジョイフル、株式会社キッチンジローの民間会社へ文転就職。ジョイフルの店長時、店舗の総合評価で全国No.1(711店舗中)となり、本社勤務へ。経営戦略室への配属とともに5年間社長秘書を兼務しながら、広報室および管理系の部署(総務、人事、情報システムなど)の業務に従事。各種社内・社外プロジェクトの推進も担う。タイムマネジメントのコンサルが得意。その後、M&A先の株式会社キッチンジローへ出向(総務経理部長)。2020年、民間企業での幅広な経験を活かし、NPOの組織体制構築のために復帰。Ph.D(工学)、高等学校第1種免許取得(工業)。

メッセージ

鳳凰の雛となる人財が生まれる場づくりとネットワーク(強い紐帯と弱い紐帯)を通じて、一緒に佐賀の未来を明るくしていきましょう。
最近の興味はWEB3.0とNFT。半径5mの世界から飛び出してこれからの新しいものに興味を示していきましょう。

大島 清美

マスコミで働いたのち、アフリカにて日本語教師を経て大学でコーディネーターとして地域活動や就職支援を担当。
2008年よりNPO鳳雛塾に携わる。
また、M.snow®スマイルトレーナーとして「世界中に笑顔の花を咲かせよう!」をミッションとし笑顔と印象の大切さを伝える活動を展開中。

メッセージ

「向き合う 待つ 任せてみる」を大切に子ども達と接しています。
新たな価値と挑戦を生み出す場の提供と地域の未来を笑顔にする人材を育てる事に取り組んでいます。

松尾 憲道

佐賀県武雄市出身。佐賀大学教育学部卒。ダンススクールや学習塾の中で講師として子ども達の指導に従事。
2019年よりNPO鳳雛塾に携わる。

メッセージ

社会が変化していく中で子ども達が学ぶべき教育のあり様も変わりつつあります。私たちこそしっかりと学びつつ、子ども達にとっての役立つ存在でありたいと思っています。

設立の趣旨

地方では、地域を発展させるためにイノベーションを起こす人材の育成が望まれています。しかし、その担い手として期待できる若者の絶対数が少なく、かつ志を持つ若者が切磋琢磨、行動できるコミュニティーが形成されにくい状況にあります。そこで、当法人の前身となるSAGAベンチャービジネス協議会では起業等を目指す若者を対象に、実践的な経済・経営の勉強ができる場を提供し、佐賀県内外で活躍できる人材を育成してきました。

更にその領域を拡大し、「自ら考え、自ら学び、自ら行動する」という「生きる力(=起業家精神)」の基本的考えを、若年層(小学校から高校生まで)から一貫して養成することで、将来の地域を担う人材の養成が必要と考えています。

このような事業の利益は、不特定かつ多数の人々の利益に寄与するものです。この目的を確実に実行および推進するためには法人格が不可欠であるため、当法人を設立致しました。

なお、これらの事業を実践するためには地域産業界や教育界、官界が密接な連携を図りながら、地域が一体となって取り組むことが不可欠でです。その強固な産官学ネットワーク構築にも取り組んでいます。

設立の経緯

平成9年11月に(株)佐賀銀行、(株)佐銀ベンチャーキャピタル、(財)佐賀県地域産業支援センター、佐賀県商工会議所連合会、佐賀県商工会連合会、佐賀県中小企業団体中央会が構成団体となり、SAGAベンチャービジネス協議会を設立しました。当初は、平成10年1月から開講される“佐賀大学理工学部寄附講座(ベンチャービジネス支援先端技術講座)”を支援する目的で立ち上げ、県内の産業界に対する寄附のお願い(総額99百万円)および大学での寄附講座運営に関する支援活動を行ないました。

平成11年3月には、大学外でのベンチャー講座を開催するために佐賀大学と連携して、寄附者ならびにベンチャー起業家向けの勉強会およびビジネス交流会として「平成弘道館」を立ち上げました。弘道館とは佐賀藩の藩校であり、ここから大隈重信や佐野常民、江藤新平など(佐賀の七賢人)を輩出しています。
平成11年10月には「鳳雛塾」を開塾し、平成17年3月までに9期生、述べ250人の塾生を輩出し、うち12件の開業実績等の成果をあげました。

平成14年7月には、佐賀市等との連携事業として小学生向け起業家教育「佐賀キッズマート」を実施し、学校(教師も含む)はもとより児童およびその保護者にも大変好評を得ています。
平成15年11月には、日本経済新聞社などが主催する「日経地域情報化大賞2003」で日経新聞賞を受賞しました。これを契機に地域間連携の取り組みがはじまり、平成16年8月には、富山県で開催されているインターネット市民塾と戦略的提携を締結しています。
平成16年7月には、九州経済産業局等との連携事業として高校生向けの起業家教育を実施し、学校、生徒、協力民間企業等から高い評価を頂いています。

平成17年6月、これまで実施してきた起業家教育事業の取り組みが評価され、経済産業省が主催する、平成17年地域自律・民間活用型キャリア教育事業(モデル事業)に採択されました(応募件数81件、うち採択件数25件)。
このような状況から、任意団体として全ての事業に対応することが不可能となり、また県内外の各界からNPO法人による事業としての要請が強くなったため、任意団体から法人化への転換を図ることとなりました。

鳳雛塾の種子

鳳雛塾の始まりは飯盛理事長が記した二つの論文です。
「佐賀県政への提案」として書かれたものです。一つは「若者の定住促進」(平成7 年度優良賞受賞)、もう一つは平成8年度「佐賀県政への提言」奨励賞受賞論文です。それらの中で語られた、官民一体となった地域活性化および人材の育成が今も鳳雛塾の魂として息づいています。

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